ガキ使 歴代ベスト企画
1・「ダウンタウン理不尽シリーズ」
ここ数ヶ月でYouTubeによくアップされているシリーズ。企画内容はダウンタウンをゲストとして、後輩(方正、ココリコ、次長課長、フットボールアワー)とゲームを楽しもうって企画。ダウンタウンの冠番組なのに、ゲストがダウンタウンって時点でコントと分かりそうなものだが、放送後はクレームが来たらしい…どういう神経してるんだろ。
ダウンタウンと後輩たちが紙相撲とか人生ゲーム、クイズに挑戦し、ダウンタウンがタイトル通り無茶苦茶いちゃもんつけながらパワープレイしていく流れ。浜田も松本も両方ボケの企画は珍しく、コンビ愛を語ったり、あらゆる手を使って罰ゲームを回避したり、最終的には優勝の証である目録を奪う始末。とにかくダウンタウンが何でも不満不平を言うコント的神企画。
2・「ピカデリー梅田シリーズ」
伝説の○○と称したピカデリー梅田(菅登未男)がガキレギュラー5人にその生けるレジェンドっぷりを見せつける企画。70歳を超えたピカデリーが大食いに挑戦したり、エジプトの考古学者などと設定をつけて、信憑性のない証拠VTRをガキ使メンバーに紹介する。このVTRのチープさが凄まじく、司会の梶原しげるの真面目さ(特にピカデリースタジオ登場時の紹介文)も相まって神企画。1年に1回は放送してたが、近年はピカデリーの年齢もあってかシリーズは止まっている。個人的には伝説のスタントマンと伝説の万引きGメンが好み。
3・「ハングリードライブ」
1度のみの企画。放送当時平均年齢50近いメンバーが「いくらでも飯が食える」という設定の元、どれだけ見栄を張りながら食べれるかという企画。寿司700皿1400個食べれるとか、満腹度数0とか若手の様な身体の張り方をする。いかに腹減ってるかアピールが見所。松本がサーティワンのボックスに顔を突っ込もうとしたり、40過ぎたココリコを「ガキでは若手」として、理不尽に食べさせたり、ガキらしい企画。この企画自体は1度きりだったものの、後発企画として「都内の○○チェーン食べ尽くし」企画をやってるがこっちの方が好き。
4・「ヘイポー謝罪文シリーズ」
過去3回放送。ゲストは根本はるみ、カイヤ、西川史子。ガキ使スタッフのヘイポーが彼女探しとして、デートをするという企画。この企画の本題はヘイポーがデート中に女性ゲストにセクハラをしてしまい、モニタリングしていたガキメンバーが女性ゲストをなだめ、ヘイポーが自身の行いについて失礼な謝罪文を読むという流れ。このヘイポーの「金は持ってるし、地位もあるけど性欲につい走ってしまう」のが絶妙な哀れさで面白い。謝罪文も秀逸で、「とんでもないおサセがやってきた」とか謝る気はなし。愛の形を伝えたいというヘイポーがウォーターボーイズのBGMに合わせてプールで拙い踊りをするシーンがお気に入り。
5・「ハガキトーク」
シンプルにして笑いの最高峰。今のトーク番組とか大喜利は全てこれがルーツなんじゃないかと思う。即興であれだけのクオリティのボケを出せる松本と全てに対応できる浜田が凄すぎる。坊主初期1998〜2001ぐらいが松本の発想の全盛期だったと思うけど、それ以降の「老い」に苦しむ松本も面白い。視聴者ハガキのレベルも高くハズレなし。「台風の原因」「デカクワガタ」「サイコキネシスとは」「甘口のカレー」「スライムの対処法」「クリームパンとジャムパン」etc…キリがないほどレベルが高い。
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