ガキ使 歴代ベスト企画 2
6・「笑福亭笑瓶オーディション」
ダウンタウンよりいくつか年齢は上なものの、芸歴がダウンタウンの’半年上’な笑福亭笑瓶。ライセンスが今の準レギュラーではなかった頃、「ガキの使い新レギュラーオーディション」として普段メインで企画をやることのない笑瓶(本名'渡士洋)に徹底的に身体を張らせていく。大きな体育館を借りて、「赤ちゃんを交通事故から守れ!」とか「フォークリフトを乗りこなせ!」と50を優に過ぎたベテランが後輩の指示通りにこなしていく姿が秀逸。しかも参加者は笑瓶一人だけ。もうこれは企画タイトルからしてもわかるのだが、合格にする気はさらさらなし。いかにも’ガキらしい’一般視聴者を追いてく傑作企画である。
7・「千秋を探せ!」
ココリコ遠藤がまだ千秋と結婚している時の神企画。ダウンタウンでオープニング企画が「バドミントン対決」になってる時は必ず裏企画があるという法則。今回もそんなぬるい企画をやるわけは当然なく、遠藤が「千秋(チーちゃん)の携帯が繋がらないから一緒に探して欲しい」という内容。ロケバスから大声で名前を呼んだり、何と言っても捜索に行き詰まってる時に現れるゲスト(大和田伸也、種馬マン、夏目ナナ、笑い飯、カルーセル麻紀)という素晴らしいセンス。特に大和田伸也の本気で探している姿は笑いを堪えるのに必死。出てきたとしてももう死んでるっていう池の中を捜索したり、まさに神企画。
8・「岸部シロー落とし穴」
数あるガキでも屈指の神企画。ガキメンバーチームと料理上手な岸部シローに別れて、料理対決をするという企画。←もちろんそんなのは真っ赤な嘘で、悲壮感漂う岸部シローをどんどん落とし穴にハメていくというもの。計3回も落とすのだが、1度目は怒ってロケバスに戻って「クリーニング代とギャラを増やせ」と詰める。しかも会話の流れで少しずつクリーニング代をアップさせていくという小狡さ。2回目は「金しかないなぁ。元金持ちやぞ!」という自身の過去をイジった名言が。最後の落とし穴ではもう記憶が朦朧となり、落とされた岸部をガキメンバーが引き上げるのだが、「ありがとう、ありがとう」と連呼し、ガキメンバーを笑いに引き込む。かなり前の放送なので、曖昧な順番になってるかも知れないが、ベテランタレントを徹底的に「汚れ」をやらせるという攻めた企画でもあった。
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