歴代面白かったバラエティ番組
最近、テレビとか企業の広告をはじめとして、何でもかんでも文句言う人増えたよね。タバスコくんの好きなバラエティ番組もどんどんテロップ&配慮した内容になっちゃって…自分の世代までがギリギリ「下らない」番組見れたかなって思う。’みなおか’も終わって、’ガキ’はテロップまみれ、’めちゃイケ’は人数増やしてから最悪だし、今欠かさず見てるバラエティは「水曜日のダウンタウン」「テレビ千鳥」「相席食堂」「くりぃむナンチャラ」「ロンドンハーツ」。
1・「ワールドダウンタウン」
放送期間2014/4月〜9月 フジテレビ系列
まだダウンタウン(松っちゃん)がキレキレだった時代。たった30回の番組だったんだけども、個人的にはめちゃくちゃ好み。深夜の30分枠にも関わらず、海外ロケ(ほぼタイとフィリピン)に、専用セットとやりたい放題。海外ニュース番組のセットで、ダウンタウンがゲストという設定。今ならイジメや人種差別と言われそうな'下らない'企画を連発。仮に視聴率が上がったとしても、時間帯あげるのは絶対無理。VTRそのものがコントで、それに対してツッコミ、無茶振りを強要される日本のコメディアン代表ダウンタウンという緊張と緩和が面白い。この番組で初めてビビる大木が有能だと思った。チャーリー・ウィラポンの企画が最高。実に低俗で、バカバカしい、ダウンタウンらしい番組だった。
2・「クイズ☆タレント名鑑」
放送期間2010/8〜2012/3月 TBS系列
現在の「水曜日のダウンタウン」の演出を手掛ける藤井健太郎の番組。全く旬ではない芸能人をターゲットに、パネラーが好き勝手悪口を言う番組。'クイズ'という設定を隠れ蓑にして、実際は勝手に大喜利をしたり、絶頂期を過ぎた芸能人の哀れみを楽しむ。司会はロンブー淳、クイズの中心パネラーはFUJIWARA、有吉、おぎやはぎとゴシップ大好き芸人が集結。他のゲストやチームももちろんあるが、もうこの6人だけで成立してる番組で、芸能人の知識や頭の回転も異常に早すぎる。名物コーナー「検索ワード連想クイズ」は画期的で、悪質な演出と有吉チームの為にあるコーナー。淳の回しの巧さが一番活かされている番組だと思う。回答内容が余りにも攻め過ぎて、低視聴率となり打ち切り。その後の「テベコンヒーロ」も振るわず完全に終わってしまった。有吉はやはりMCより断然ひな壇だと思わせてくれる。
3・ 「アリケン」
放送期間2008/4〜2010/9月
テレ東の躍進前の番組。この頃から既に「モヤさま」「ゴッドタン」という今も続く名バラエティを放送していた。正直くりぃむの有田とネプチューンのホリケンが組んだ「アリケン」は全く振るわなかったと言っていいのだが…。
有田とホリケンが人気番組のパロディをやったり、ロケもあったが、その中でもこの番組のメインはNHKのパロディである「しゃべり場」だと思う。まず進行が大橋アナではなく、AV女優から始まるっていうとんでもない企画。ほぼレギュラーの有吉がタレント名鑑以上に大暴れ。しゃべり場での有吉vs三又はバラエティ史に残る面白さ。当時セカンドブレイク中でキレキレの有吉と、「コンビって必要❓」と真面目な疑問をぶつける三又。有吉にボロカスに言われる様とそれを誤魔化しもせず受け止める三又。要所で有田とホリケンも有吉に同調して三又を追い込んでいくのもポイント高い。この頃のやさぐれた有吉は説得力抜群で鬼気迫る迫力。隠れて原田大二郎もイジってるのがミソ。くりぃむのANNで有田が「上田さんの番組は15%❓深夜のアリケンは2%なら大健闘。いいですか❓実際は0.2%です」ってのには笑った。有田はほんとこういう引き芸うまいよね。
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